京野アートクリック(仙台)は、無精子症などの男性不妊をはじめ、男性と女性のどちらも治療できるクリニックです

KYONO ART CLINIC 京野アートクリニック 仙台

院長からのご挨拶

院長からのご挨拶

2016年4月より、京野アートクリニックの院長に就任させていただきました五十嵐秀樹でございます。就任にあたりまして、一言ご挨拶をさせていただきます。

私は1993年に山形大学を卒業後、直ちに山形大学産婦人科に入局しました。同時に山形大学医学部大学院に入学し、現在もライフワークとしている「卵の加齢」について研究を開始いたしました。卵の加齢をテーマに選んだ理由は「人間ほど妊娠しにくいほ乳類はいない。それは卵が加齢するからだ」との考えからです。大学院での研究テーマは「卵の加齢による小胞体カルシウム制御の変化」です。哺乳動物卵では受精時にカルシウム・オシレーションという、細胞内カルシウム濃度の周期的変動が起こり、これが受精と胚発生に必須なことが知られています。このカルシウム・オシレーションが卵の加齢により変化し、胚発生に影響を及ぼす、という研究内容でした。大学院卒業後、4年間の関連病院勤務を経て、2001年からは再び山形大学病院に勤務となりました。大学病院では、臨床は生殖医療(不妊外来)と内視鏡手術を中心に、研究では卵加齢のメカニズム解明と治療法の開発を中心に行っていました。卵の加齢を克服する、つまり「卵の若返り」は生殖医療に携わる者の究極の目標です。この目標実現に向けた研究は現在も継続中です。これらの研究成果が一日も早く患者様に還元できることを切に願っております。米国ペンシルベニア大学留学中(2006年2月〜2007年7月)も卵と胚発生の研究を行っており、振り返ると人生の多くの時間を卵と共に歩んで来ました。これからも益々、卵と共に歩み続けると固く決意しております。

大学病院在職中は病棟医長を約4年務め、病棟運営、リスクマネジメント、保険診療の細部など、様々な勉強をさせて頂きました。この経験は今後、より良い医療を患者様に提供するのに役に立つと考えております。また、臨床と研究だけでなく、教育にも邁進しておりました。学生実習と講義、研修医と若手医師の教育、そして胚培養士の育成と教育に力を注いできました。おかげさまで山形大学医学部附属病院とその関連病院には産婦人科、生殖医療を志す頼もしい若手医師が多数在籍しております。胚培養士の育成と教育に関しては平成23年度から日本卵子学会の生殖補助医療胚培養士資格認定委員を務めさせていただいております。この仕事を通して日本の生殖補助医療のレベル向上に少しでも寄与出来ることは、この上ない喜びと感じております。

これからは京野アートクリニックの院長として今までの知識と経験を十分に生かし、患者様お一人お一人と向き合いながら診療をさせて頂きたいと思っております。京野理事長、医師、スタッフ一同と心を一つとし、皆様の治療に誠心誠意取り組んでいく所存ですので、よろしくお願いいたします。

院長からのご挨拶

院長 五十嵐 秀樹 略歴

学歴
1987年3月 福島県立会津高校卒業
1993年3月 山形大学医学部医学科卒業
1993年4月 山形大学大学院医学研究科入学
1997年3月 山形大学大学院医学研究科卒業
免許等
医学博士
日本産科婦人科学会認定医
生殖医療専門医
産婦人科指導医
臨床研修指導医
職歴
1997年4月 済生会山形済生病院
1998年4月 長井市立総合病院
1999年4月 山形県立日本海病院
2000年4月 米沢市立病院(産婦人科)
2001年8月 山形大学医学部助手
2006年2月 米国ペンシルベニア大学博士研究員
2007年7月 山形大学医学部助教(産科婦人科学講座)
2013年4月 山形大学医学部講師
2016年4月 現職
所属学会等
日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本産科婦人科内視鏡学会
日本受精着床学会
日本卵子学会(代議員:平成27年〜現在)
アメリカ生殖医学会
趣味
読書(中国の古典小説、日本近代史、塩野七生さんの作品)
ドライブ(山形の早春、秋の紅葉を堪能しました)
酒場放浪(学会参加時は必ずご当地の居酒屋を巡ります)
座右の銘
沈毅好断(中国三国志時代の魏国の皇帝である明帝を表した言葉で、落ち着いていて意志が強く判断に優れている、の意味)