当院の培養環境について

TIMELAPSE

タイムラプスとは受精卵の成長を連続して観察することができる装置で、成長の過程で起こる重要な現象を見逃すことなく培養することができます。
受精を確認するには雌雄前核の出現で判断しますが前核は時間とともに消失するため、通常の培養では前核を確認できないことがあります。
当院では2018年1月より全症例タイムラプスシステムを用いて観察しています。

通常の培養

約10〜15%の受精卵において前核が消失しており、受精しているかどうか、正常受精しているかの判断が難しい。

タイムラプスシステム

前核の出現から消失までを観察することができる
前核の確認を確実に行うことが可能

タイムラプスを用いることで異常な初期分割の発見も可能です。

正常な分割

1細胞→2細胞→3細胞→4細胞

異常な分割

1細胞→3細胞以上に分割することをダイレクト分割と言います。

  • ダイレクト分割は受精卵全体の約20%で認められます。
  • ダイレクト分割をした胚が胚盤胞になる確率は約10%で、正常分割をした胚よりも低くなります。
  • タイムラプスを使用することで初期胚移植において、異常分割胚の移植を避けることができます。

→ダイレクト分割はタイムラプスシステムでのみ観察可能です。

また、培養6日目までタイムラプスで培養を行う追加オプションもご用意しております。

要申込:有料 22,000円(税込)

オプション特典

  1. 受精から6日までの培養を行います
    培養環境の変化を最小限にし、培養環境が一定に保たれます
  2. 動画をUSBメモリに入れてお渡しします
    受精からの成長過程をご自身の目でご確認いただけます
  3. 培養士より胚の成長について補足説明を行います
    3日初期胚もしくは胚盤胞までの分割時間を解析することにより良好胚を選択する際の指標となるKIDScoreのご説明を行います

オプションのお申込みについては窓口、もしくは問診室スタッフにお申し付けください。