初めての方へ

FOR FIRST VISIT

京野アートクリニック仙台は、なかなかお子様に恵まれないご夫婦のための、専門スタッフと心のケアを充実させた、完全予約制の高度生殖医療(体外受精・人工授精・男性不妊・FT)、不育症専門治療施設です。 産婦人科専門医、泌尿器科専門医が安全かつ最先端の技術で治療をご提供します。

初診予約の前に

初診の対象

  • 当院でお引き受けできない初診は以下の通りです。
    女性年齢が45歳以上の場合(初診は44歳まで、治療は45歳まで)
    海外で卵子提供を受ける場合のバックアップ
    遠方の他院で体外受精やAID等の治療中であり、地元連携施設としての診察希望
    (注射のみのご依頼、卵胞チェックのみのご依頼)
    現パートナーとは別の旧パートナーと離婚が成立しておらず籍が抜けていないなどの場合
  • 当院では原則として女性のセカンドオピニオン(他院治療中で当院の意見を聞きたい)はお引き受けしておりませんが、他院より当院宛の紹介状がある場合、男性不妊外来などの場合で、セカンドオピニオンをご希望の場合は、自費で11,000円(税込)となります。

新患の予約状況について

  • 当院は初診、再診ともに完全予約制です。
    初診の方もご登録の上、WEB予約が可能です。WEB予約がご利用いただけない方は、診療時間内にお電話でもご予約いただけます。
  • 初診までの待ち時間がある場合、紹介状を書いていただく場合でも、待ち時間の間、現在の先生に不妊治療をしていただくと継続的に不妊治療が可能です。 なお、当院では初診後の検査や治療はすみやかにご案内可能で、早ければ初診後1回目の月経から体外受精等を実施することが可能です。(ただしさまざまな状況や状態にもよります)。
  • 無精子症・高度乏棒精子症の方は優先してご予約させていただきます。男性不妊外来(泌尿器科)であれば最短で1~2週間以内にご予約可能ですので、ご予約時にお伝えください。泌尿器科受診の際、奥様も同伴でご来院いただければ、診察に同席可能です。(ご主人の診察の結果、必要があれば、奥様も婦人科にて初診受付の上診察させていただくことがありますので、まずはご主人のみの初診受付で差支えございません)。
  • 悪性腫瘍で抗癌剤治療・放射線治療・骨髄移植が迫っているなどの理由で、卵子・精子の採取・凍結保存を急がなければならないなどの医学的理由がある場合、ご本人、配偶者、ご家族、あるいは担当医の先生のどなたからでも差支えありませんので、お電話にて、状況を具体的にご相談ください。可能な限り早期にご来院いただけるよう、ご相談させていただきます。
  • 悪性腫瘍治療中・前後で卵子・精子凍結を行うが本人が未成年の場合、感染予防のため人ごみを避ける必要がある場合、その他特別な配慮が必要な場合は、事前にお電話にてご相談ください(すべてのご要望にお応えできるわけではありませんがが可能な範囲で配慮させていただきます)。
  • 初めての方は、診察終了までに、約3〜4時間前後かかりますので、お時間に充分余裕がある日・時間帯をご予約ください。なお、体外受精治療中の場合、再診の平均所要時間は3〜4時間(採血→結果待ち→診察→問診→注射/処方→会計の全所要時間)となります。
  • 当院は、年末年始を除き、土曜日、祝日も診療しております。
  • 法的に婚姻関係にないカップル(結婚予定、婚約中、内縁、事実婚など)でも初診は可能ですが、新しいパートナーとの間にお子様を希望しているが前パートナーと法的に離婚が成立していないなどの場合、診察はお引き受けいたしかねます。
    (人工授精以上の治療を行う場合は、必ず事前に戸籍謄本の提出が必要です)

初診予約のタイミングについて

  • 初診のタイミングはいつでもかまいません。今までの経過を確認した上で、可能な検査から順に計画いたします。
  • ご夫婦で初診していただくのが理想ですが、まずはお一人のみ受診されても差し支えありません。
    無精子症の方や重度の男性因子がある場合などは、ご主人のみ「男性不妊外来」を初診予約することをお勧めします。
    ご夫婦でご来院の場合、ご夫婦それぞれのご予約が必要です。
    (奥様のみ、あるいはご主人様のみご予約いただいた方がご夫婦でご来院された場合、説明はお2人でお聞きいただけますが、検査・治療・診察などはご予約いただいた方のみとなります)

初診までの間に

  • 初診まで期間があり基礎体温をおつけになっていない場合は、今からでも遅くありませんのでつけはじめてください。
  • ご夫婦ともに、喫煙は妊娠率を下げ、流産率を上昇させることは確実です。喫煙している場合は禁煙に真剣に取り組むようにしてください。「精液検査が大丈夫だから喫煙しても大丈夫」ということはありません。
  • 肥満は卵子の質を下げ、精液所見を悪化させ、妊娠成績を下げます。
    BMI (体重[kg]÷身長[m]÷体重[m])が25以上の場合は、初診までの間、減量に取り組んでください。
  • 女性の体重が100kg以上、あるいはBMIが35以上の場合などは、当院として妊娠許可を出せず、
    減量に成功するまで不妊治療を見送らせていただくことがあります。
  • ご主人は、禁欲期間(射精と射精の間隔日数)が長いと精子の質の低下につながります。
    また精巣は熱に弱いことが知られています。
    ブリーフを避けてできるだけトランクスにし、長風呂や長サウナはひかえ、禁欲期間が長くなりすぎないように注意してください。
  • 奥様が、「悪性腫瘍(癌、白血病)」「甲状腺疾患」「高血圧症」「心臓病」「腎臓病」「肝臓病」「膠原病、自己免疫疾患」などにかかったことがある場合は、不妊治療や妊娠ができる状態かどうか、主治医の先生の意見をお聞きしてから検査・治療に入らせていただく事があります。
    現段階で定期的に受診している場合は、「最終診断名」「検査結果の要旨」「治療内容の要旨」「現段階で、不妊治療や妊娠が可能な状態かどうか」について主治医の先生にご確認いただき、妊娠許可の有無などを初診時に医師にお話しください。

<ご注意>

  • 当院は初診、再診ともに医師の指名は承っておりません。
    また、当院は主治医制ではありません。あらかじめご了承の上、ご来院をお願いいたします。
  • 当院で不妊治療をお受けになる場合は、ご主人が精液検査を受けた事がない方はもちろん、他院ですでに精液検査をしたことがあっても当院で精液検査をお受けください。男性の禁欲期間は3〜4日です。
  • 問診はご夫婦に対してのみ行います。ご父母、兄弟姉妹等、ご夫婦以外の方の同席はできません(日本語が不自由で通訳が必要な場合、患者本人が未成年の場合は可能です。日本語もしくは英語が全く話せない場合は、通訳同伴をお願いします)。また、手術のお迎えなどを除き、ご夫婦以外の方は、当院への来院もご遠慮ください。
  • 当院は、手術前後の方や妊娠初期の方などが多数通院されておりますので、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎、ノロウイルス感染症、風疹・麻疹・おたふくなど、飛沫感染、空気感染する可能性のある感染症にかかっている場合の受診はできません。あらためて予約をお取り直しください (ご来院いただいても、診察いたしません)。
  • すでにお子様がいらっしゃり、2人目、3人目希望の方へ。初診日のお子様連れは、理由の如何を問わず固くお断りいたします。再診の際も、できるだけお子様連れでのご来院を避けていただきますように、お願いいたします(別途、お子様連れのルールを掲示してありますのでご覧ください)。特に、「保育所が預かってくれない」などの理由で、風邪症状や発熱のあるお子様を連れてのご来院は固くお断り申し上げます。
  • 当院はできるだけスムーズな診療を心がけておりますが、多数の患者様が通院されているため、ご予約いただきましても、受付(初診のご案内)から診療開始まで1〜2時間程度の待ち時間が生じることがあります。全所要時間は3〜4時間かかりますので、ご予約はお時間に余裕がある日にお取りいただきますよう、あらかじめご承知おき下さい。
  • 駐車場は当ビル地下2〜3Fに有料駐車場がございます。なお、当院から駐車補助券を1時間分お渡ししますが、他の交通機関でお越しの方との公平のため、超過時間料金(30分200円)は患者様ご負担となります(当院の診察は通常1時間以内には終了いたしません)。ご了解の上で駐車場をご利用いただくか、公共交通機関でご来院ください。なお、近隣には一定時間以上定額の駐車場もございます。

問診票等はWEB問診票システムからご入力ください。
(ご予約日の3日前までに送信してください。)
女性問診票はこちら、男性問診票はこちら

<WEB入力ができない方>

事前のWEB入力が難しい場合、初診当日に当院にてWEB問診をご入力いただきますので、お早めのご来院をお願いいたします。

来院される際にお持ち頂くもの

  • IVFサマリー(他院で体外受精の治療経験がある方のみ)こちらからダウンロードしてご記入をお願いします
  • お2人の保険証「原本」
  • 他院からの紹介状(ある方のみ)
  • 印鑑
  • 基礎体温表(基礎体温表の用紙に、グラフにしたもの)
    • 基礎体温票は【テルモWOMAN℃(ウーマンドシー)】をお勧めしています。
    • 携帯などでのデータではなく、紙に記録を残し、ご提出ください。
    • 指定基礎体温表は当院受付でも販売しているほか、薬局、インターネット通販でも購入可能です。
  • 費用(お支払いにはクレジットカード、デビットカードがご利用いただけます。)
    • 当日の費用が保険の範囲のみの場合、ご夫婦合わせて1万円程度です。
    • 人工授精・体外受精の「スクリーニング検査」を行う場合は、ご夫婦合わせて5万円程度となります。
    • 卵巣予備能力検査や、その他の検査、処方がある場合は、別途費用となります。
    • 無精子症の場合で染色体検査を行う場合などは、ご夫婦合わせて5万円程度かかります。
    • その他、詳しくは料金一覧をご覧ください。

<ご注意>

  • 基礎体温表については、こちらをご覧ください。
  • 体外受精・人工授精を行う場合、院内感染および夫婦間感染予防の目的で、男性・女性ともに感染症の採血・検査をさせていただいております。(他院での検査は持参していただいてもかまいませんが、必ず当院でも術前検査をさせていただきます)
  • 体外受精・人工授精をご希望の場合、発行1年以内の戸籍謄本の提出が必要です。
    初診時にご用意いただく必要はありませんが、採卵当日・人工授精当日までにご用意が必要となります。
    早めの治療を希望される場合は、事前にご用意いただくとスムーズです。
    ただし、発行から1年を過ぎると再取得が必要となります。
    未入籍のカップルは、それぞれの他に法律上のパートナーがいないことの確認のため双方の戸籍謄本が必要です。
    ご提出いただけない場合、当院での人工授精、体外受精の治療はお断りさせていただきます。
    なお、ご夫婦の一方もしくは両方が日本国籍でない方は別途ご相談をお願いします。
  • ホルモン検査、精液検査等の結果をお持ちの場合、持参していただければ大変参考になりますが、当院でも再検査をさせていただいております。
  • 紹介状は、あれば大変参考になりますが、必須ではありません。
  • 当院では国の方針に従い、混合診療(支払いの一部を自費、一部を保険とすること)は行っておりません。
    自費検査・自費治療がある場合は、本来健康保険の適応となる検査・治療もすべて自費となります。
    初診時に術前検査や卵巣予備能力検査体外受精を行う場合は初診時から全自費となります。
    また、再診時も人工授精、体外受精に関する全ての検査・診察は健康保険の適応にはなりませんので、ご注意ください。
    お支払いにはクレジット、デビットカードがご利用いただけます。

個人情報開示の同意書

当院では、奥様がご主人の(あるいはご主人が奥様の)血液検査、精液検査、その他各種検査の結果をお聞きになる場合、個人情報開示の同意書を申し受けております。

個人情報開示の同意書は、原則として検査を受けたご本人様(奥様あるいはご主人)にお渡しし、署名捺印して、検査結果をお聞きになる側の方がご持参いただくことになります。個人情報開示の同意書は、下記よりダウンロード(PDF形式)できるほか、メール、FAXでも承ります。なお、郵送はご容赦いただきますようお願い申し上げます。

個人情報開示の同意書は様式のページからダウンロードが可能です。

診療時間・ご予約について

診療科目

婦人科・泌尿器科
高度生殖医療(体外受精・顕微授精)、男性不妊

理想的な初診のタイミング

男性:禁欲期間 3日〜4日が望ましい
女性:どの時期にご来院いただいても、検査・治療可能です。

診療時間表

診療時間
8:00〜12:00
最終予約 10:30
14:00〜17:00
最終予約 15:30
  • 水曜日の午後は、全体会議等のため休診させていただきます。
  • 検査・手術・治療の内容によりご予約時間に制約がございます。

完全予約制

当院は、完全予約制を採用しております。当日来院ご希望の場合でも、以下の方法で予約の上、ご来院下さい。
ただし、当院はご予約が混雑しており、ご予約いただきましても会計までの所要時間が3時間前後かかる曜日・時間帯もございますので、あらかじめご了承下さい。

電話予約:022-722-8841 (日曜日を除く診療時間内)

WEB予約:https://y.atlink.jp/ivf-kyono/

スクリーニング検査

当院で治療をなさる場合は、治療内容にかかわらず「スクリーニング検査」(妻¥25,300[税込]、夫¥19,800[税込])をお受けいただきます。

検査の内容は、感染症(B・C型肝炎、HIV、梅毒)、肝機能、腎機能、血液型、クラミジア抗体検査、水痘、麻疹、風疹抗体、奥様はあわせて抗精子抗体検査、凝固系(PT、APTT、アンチトロンビン)、心電図が含まれます。
卵巣予備能力検査、ホルモン検査などは別途となります。
なお、これらの術前検査は、人工授精、体外受精、各種手術共通のもので、治療内容によらず、1年間有効です。ご同意いただけない場合、当院での不妊治療はできませんのでご注意ください。
(他院の血液検査の結果は参考にはいたしますが、検査項目は変わりません)。
ただし、精巣内精子回収を行う場合は、別途追加検査がございます。

未入籍(事実婚)の方へ

当院では、未婚の方、未入籍の方、事実婚の方の診療も行っておりますが、以下の注意点がございますので、十分にご注意ください。

  • 未入籍であっても、それぞれが未婚であり、他に法律上の配偶者がいない場合は、現住所などが異なっても全ての検査・検診などは通常通り行います。ただし、当院は不妊治療専門クリニックですので、原則として、現在、お子様を望まれている方、何らかの事情で卵子・精子凍結を希望される方を対象としております。
    悪性腫瘍で化学療法を計画されている(あるいは治療後である)などの事情で、卵子、精子の凍結をご希望されている方などは、その旨を受付スタッフにご相談ください。
  • 治療を受けるカップルのうち、片方または両方が、他に法律上の婚姻関係がある(離婚が成立していない)などの場合、理由の如何を問わず、当院での検査、治療は一切お断りさせていただきます。
  • 人工授精・体外受精に関する治療の場合は、少なくともご本人様やパートナーの方の双方が、お互いが現在、他に婚姻関係がなく、双方が独身であることの証明のため、お二人様それぞれの「戸籍謄本(住民票は不可)」をご提出していただくことが、治療を承る条件です。何らかの事情で、どちらか一方でも戸籍謄本をご提出いただけない場合は、治療はできません。
    卵子・精子凍結の場合はこの限りではありません。
  • 治療に際して、未入籍であることに関する何らかのトラブルが生じたとしても、当院ではトラブル解決のために一切の責任を負いません。

詳しくは、当院担当医までお問い合わせください。

お子様のいらっしゃる方

お子様連れでのご来院に対する当院の考え方

当院は、これからお子様を望まれる方が多く通院されている不妊治療専門施設ですので、一人目不妊の方への配慮のため、当院への通院の際は、当院近隣やご自宅等近隣の託児所・保育所などを利用するなどして、原則としてお子様連れはご遠慮ください。
預け先がないなど、どうしてもやむを得ない日のみ、例外としてお子様連れは可能ですが、下記の制限事項を必ずお守りになってご来院ください。
初診日のお子様連れは固くお断り申し上げます。

奥様、ご主人、お子様の3人でご来院になった場合に、3人で問診室で説明を聞くことはできません。奥様が診察・問診時は、ご主人とお子様はキッズルームでそのままお待ちください。また、キッズルームは託児所ではなく、他の患者様と共用になりますので、(キッズルームや待合室等に)お子様を一人残したままお二人で問診を受けることはできません。
奥様・ご主人そろって担当医の説明をお聞きになりたい場合は、院外の託児所をご利用いただくなどして、ご夫婦のみでご来院ください。
なお、奥様とそのお父様・お母様、お子様で来院された場合は、お父様・お母様は院外でお待ちいただき、奥様のみ院内でお待ちください。

やむを得ずお子様連れでご来院になる場合

当院にお子様連れでお越しになる際は、お子様の年齢その他にかかわらず、待ち時間に「待合ホール(待合室)」「吹き抜け廊下」をご利用になることはできません。受付後、待ち時間の間は、キッズルームをご利用いただきます。通常は、受付→採血(必要があれば)→内診(診察)→血液検査結果待ち(必要があれば)→問診→注射(必要があれば)、の順になりますが、お子様連れの場合は、採血後、すぐにキッズルームにご案内します。
結果が出るまでキッズルームでお過ごしいただき、血液検査の結果が出て、問診の順番がきましたらメールもしくは院内PHSでお知らせします。その後、内診(診察)と問診を同じお部屋で行います。

なお、当院のキッズルームには保育士はおりませんのでご注意ください。
また、「かぜ」「発熱」「鼻水」「咳」などの症状のあるお子様を連れてのご来院は、(保育園が預かってくれないなどの理由があっても)固くお断りいたします。 他の患者さまの兼ね合いもあり、問診室、内診室、採血室、注射室などには、診察内容にかかわらず、必ずお子様といっしょにお入りいただきます。「内診に子供を同伴させたくない」といったご希望には添いかねますのであらかじめご了承ください。

お子様を中待合室・キッズルーム等で1人にすることは、理由の如何を問わず固くお断り申し上げます。
また、キッズルームを含めまして、院内におけるお子様の怪我、事故、迷子、他の患者様とのトラブル等につきましては、当院は一切の責を負いかねますので、お子様から目を離さぬよう、御注意ください。 他の患者さまの迷惑となる行為(土足で椅子にのぼる、大きな声を出す、廊下を走る)などは、保護者の責任として、十分な指導・監督をお願いいたします。音の出る機器の使用(携帯電話で音を出して動画を見る、音を出してDVDを見る、など)、歩くと音の鳴る靴などは固くお断り申し上げます。

キッズルーム内の備品おもちゃなどを無断で持ち出し、破損、落書きをしたり、ゴミを散乱させたりしないよう、また使用後は片付けをしていただきますよう、キッズルーム内においては、保護者様ご自身もマナーをお守りいただきますようお願いいたします。
なお、注意事項をお守りいただけないことが続く場合、その後のお子様連れでのご来院はお断りさせていただくことがございますので、ご注意ください。

院内PHSをお子様に持たせることは禁止します

院内PHSは必ずご自身で管理し、お子様に持たせたり、遊ばせたり、振り回させたりしないで下さい。明らかな不注意や、PHSをお子様に持たせたり、遊ばせたりしたことにより破損、故障が生じた場合は、修理代実費(全額)を申し受けます。

以下の日は、お子様連れでの通院をお断りさせていただきます

  • 初診日
  • 採卵、胚移植、人工授精
  • 注射指導、オリエンテーション
  • カウンセリング
  • その他各種手術・検査(子宮卵管造影、子宮鏡検査を含む)
  • 妊活セミナー当日

これらの日にお子様連れでご来院の場合、手術・検査やセミナーへのご参加はできません。

その他、お子様連れでの来院をお断りさせていただく場合

当院のお願い・指示をお守りいただけない場合、他の患者さま等からクレーム等があった場合、当院スタッフがお声がけさせていただきます(その際、状況をカルテに記録を残させていただく事があります)。
当院はこれからお子様を望まれる方の治療施設であり、お子様連れの方のマナー等に関して、最近、他の患者さまからのクレームが増えてきております。
また、実際、ご本人様や、他の患者さまの診療の支障となることもございます。

つきましては、お子様が静かにお待ちいただけないことが続く場合、お子様・保護者様が当院の指示をお守りいただけない場合・当院の指示に従っていただけない場合、禁止規定をお守りいただけない場合、キッズルームご利用にあたってのマナーをお守りいただけない場合(備品の持ち出し、破損、落書き、異臭ゴミの放置、使用後に片づけをしない)は、その患者さまに関して、(お子様連れでの)今後のご来院をお断りさせていただきます

皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

託児所のご案内

お子様と一緒に過ごせる施設・一時託児所のご案内

当院の周辺には、お子様と一緒に過ごせるスペースや、一時託児所を備えた公共の施設がございます。また、仙台市が実施している事業の中には、会員同士で一時保育を行う活動もございます。機関により、設備やサービスの利用には事前登録や予約が必要なものがございますので、詳細はパンフレットやホームページ等をご確認下さい。

エル・ソーラ仙台

利用案内 お子様と一緒に遊ぶ広場、託児室(保護者の方と一緒にご利用)
ホームページ:http://www.sendai-l.jp
仙台市青葉区中央1丁目3-1 アエル28F・29F
TEL:022-268-8041 FAX:022-268-8045
開館時間:9:00~21:30 (休館日:12/29~1/3、月2回保守点検日)

のびすく仙台 ・ のびすく宮城野 ・ のびすく若林

利用案内 お子様と一緒に遊ぶ広場、託児室(乳幼児の一時預かり)
ホームページ:http://www.nobisuku-sendai.jp/

のびすく仙台

仙台市青葉区中央2丁目10-24 仙台市ガス局ショールーム3F
TEL:022-726-6181  FAX:022-214-5071
開館時間:9:30~17:00(託児は16:30まで)
(休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始)

のびすく宮城野

仙台市宮城野区五輪2丁目12-70 仙台市原町児童館内
TEL:022-352-9813   FAX:022-352-9812
開館時間:9:30~17:30(ただし、土曜日は16:30まで)
(休館日:日曜日、祝日、年末年始)

のびすく若林

仙台市若林区保春院前丁3-1 若林区中央市民センター別棟等複合施設2F
TEL:022-282-1516   FAX:022-282-1609
開館時間:9:30~17:00(託児は16:30まで)
(休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始)

第三者からの卵子提供をお考えの患者様へ

第三者からの卵子提供を含む提供卵子、提供精子に関するご相談については現在希望者が多くご予約について制限を行わざるを得ない状況です。何卒ご承知おきください。

よくあるご質問

一般不妊治療について

基礎体温表から排卵日がわかりにくいのですが、LHチェックなどで分かるのでしょうか?
また、周期によって排卵日がバラバラでも異常はないのですか?

基礎体温で排卵日がわかりづらい時には、特にLH測定、超音波断層装置による卵胞径や子宮内膜の厚さの測定、子宮頸管粘液検査を行うことで推測が可能です。周期がバラバラでも25〜35日型の周期であれば問題ありません。
周期があまりにも長くなる場合には排卵時期の予測が難しくなります。

基礎体温が高温期に36.8℃以上にならなかったり、逆に低温期に36.5℃以上になります。それは異常なのでしょうか?

平熱にも多少の個人差があります。
一般的には、基礎体温での排卵の有無は低温期と高温期で0.3℃以上の温度差があれば良いといわれています。

子宮に奇形があるといわれたのですが、それでも赤ちゃんを抱くことはできるのでしょうか?

子宮奇形の状態によっては流産率が高いなどの報告がありますが、可能です。

子供の性別を産み分けるということはできるのでしょうか?

男女の産み分けについては、様々な方法が試みられてきましたが、いずれも確実な方法ではありません。また、着床前に受精卵(胚)の段階で胚の一部を取り出し、性別を調べてから胚を子宮に戻すという方法もありますが、日本においては重篤な遺伝性疾患がある方で、かつ倫理委員会の審議で認められた方しかこの方法は認められていません。

不妊治療で卵巣癌が増えるということを聞いたことがあるのですが、本当ですか?

そういう意見もありますが、はっきりとした因果関係は不明です。

夫婦どちらも健康でこれといって問題が無いにもかかわらず不妊というのは、精神的なものの影響が大きいのでしょうか? また、やはり私個人として年齢的なこと( 現在35歳 )で、もしかしたら・・・と不安ばかりが先行して、以前と異なり子供を作るためのセックスでしかない状態になってしまっています。

不妊原因が全く無いというのではなく、現在の医療のレベルでは把握できないだけで実際には原因は存在すると思います。
例えば、卵管采からの卵子のPick up、精子と卵子の受精、受精卵の細胞分裂、着床については通常の検査では解明できません。
また、セックスに関しては、治療を開始してから子作りだけのセックスになってしまって、というお話はよくうかがいます。

排卵の時期だけのセックスよりも定期的にセックスがあった方が妊娠しやすいという報告もありますし、妊娠のためだけを考えたセックスでは、夫、妻とも意欲が減退するのも無理はありません。子どもがなかなかできないという状態に、精神的なことが関係しているのかどうかははっきりしないところが多いですが、少なくともセックスに関しては、環境( 温泉、ホテルなど )を変えてみる事も良いと思います。

精神的ストレスが妊娠を妨げるということがあるのでしょうか?

科学的な根拠はありませんが、多少あると思います。治療の有無にかかわらず、ストレスが強すぎると女性では月経不順、男性ではEDなどになることがあります。ストレスそのものは完全に無くすことはできませんが、健康面から考えてもストレスがたまっていると感じたらリラックスを心がけたり、自分の好きなことをして時間を過ごしたりするなどなさると良いでしょう。カウンセリングが有効なこともあります。

妊娠をしやすくする生活(食べ物など)はあるのでしょうか?
また、絶対に避けた方がいい生活習慣(タバコなど)はあるのでしょうか?

何を食べたからといって妊娠しやすくなることはなく、特に偏った食べ方さえしなければ、自分の好きなものを食べていただいて構いません。ただし、タバコに関しては、男女どちらが吸っていても妊娠には悪影響であるという、はっきりとしたデータがあります。
特に男性の場合、精子の頭部にあるDNAが傷つけられ、精液検査の数値上は問題がなくても妊娠しづらくなってしまうことがあります。男性不妊とはっきりしている場合でも、見た目の変化はなくとも禁煙することで精子そのものの状態が改善する可能性があります。急に止めることは難しいと思いますが、治療周期だけでも禁煙なさったほうがいいと思います。

男性不妊症患者の場合、染色体異常はどのくらいの頻度ですか?

男性不妊症患者では一般男性と比較すると染色体異常の発生頻度は10倍から20倍高いとされ、無精子症患者においては8-15%の頻度で染色体異常が認められています。

通院・担当医について

子連れの通院は可能ですか?

当院では、原則としてお子様連れでの通院はご遠慮いただきたいと考えておりますが、どうしても子連れでないと通院できない場合は、キッズルームをご利用いただいております。お子様連れでご来院の方は、必ずキッズルームをご利用いただきます。保育士はおりませんが、キッズルームのご利用は無料です。

なお、初診当日、子宮鏡検査・子宮卵管造影検査当日、採卵・胚移植時は、お子様のご来院はできません。また、各種セミナーへのお子様連れでのご参加はご遠慮いただいております。お守りいただけない場合、検査、手術、治療をお断りさせていただくことがありますので、ご協力をお願い申し上げます。詳細については、こちらのお子様連れの方への案内ページもご覧下さい

担当医制ですか?

当院では、担当医制は取っておりません。そのため、どの曜日、どの時間帯にもご予約いただくことが可能です。
また、当院では診療方針を統一しており、医師が代わっても方針が変わることはありませんので、ご安心ください。

土曜日、日曜日、祝日、夕方の人工授精は可能ですか?

人工授精は土曜日、祝日は可能です。平日・土曜日・祝日は8時30分から15時30分までご予約いただけます。日曜日は休診です。状況にも択りますので、その都度お問い合わせください。また、他の日も、予約時間に多少の制約はございます。人工授精は当院で事前にお渡しする専用容器に自宅で採精され、採精から2時間以内に当院に到着されれば、持込でも可能な場合があります。

詳しいことは担当医にお問い合わせください。なお、当院で朝一番に採精することをご希望の場合、体外受精の方が優先となり、必ずしもご来院順のご案内とはなりませんので、あらかじめご了承ください。

料金について

クレジットカード、デビットカードは利用できますか?

クレジットカード、デビットカードは通常の診察、手術他でのご利用ができます(ただし、デビットカードは、土日祝日の採卵料のお支払いにはお使いいただけません)。手術のお支払いの際は、限度額に御注意ください。当ビル内にはATMはございません(仙台AER 1階にATMコーナーがございます。また、近隣のコンビニにもATMがございます。

ご主人がご来院の場合には、夫名義のクレジットカードも使用可能ですが、あくまでもサインをされる方とカードの名義人が一致している必要があります。奥様がご主人名義のカードを使用し、ご主人のお名前のサインをなさってのご利用などはカード会社からの指導によりできませんので、あらかじめご了承下さい。

駐車場は無料ですか?

診察や手術・検査、カウンセリング等でご来院の場合、アジュール仙台地下駐車場をご利用の場合、駐車券提示により1時間分の駐車補助券をお渡しします。

ただし、診療に時間がかかる場合もあり、駐車補助券の範囲内で駐車料金はおさまりませんので、できるだけ公共交通機関でのご来院をお勧めします(当院は仙台駅より徒歩3分です)。また、セミナー参加のみの場合は、駐車券はお渡ししておりませんので、あらかじめご了承下さい。(駐車場についてはこちらをご覧ください

同じ注射や検査でも保険が利いたり利かなかったりすることがあるのですが、なぜですか?

体外受精の治療期間中と人工授精当日は、全ての診察、検査、投薬、注射は自費になります。通常の卵巣刺激、人工授精目的の注射の場合は保険が利きます。ただし、1ヶ月あたり保険適応となる注射の量には限りがあり、それ以降は自費になります。超音波検査は、1ヶ月あたりの算定回数には排卵誘発剤の使用の有無など非常に複雑な基準があり、基準に則って算定しております。

当院の体外受精(通院回数や治療日程について)

体外受精をしたい場合、妊娠判定までの通院回数は何回くらいですか。

通常は、2ヶ月間に8回〜10回程度です。詳しくは、各誘発方法の解説ページをご覧下さい。
ただし通院回数は誘発方法や卵巣機能などにより大きく異なりますので、8〜10回以内で治療が完了することをお約束するものではありません。

注射は通わなければなりませんか。

当院は、患者様の負担軽減のため、適切な指示監督のもとに自己注射法を採用しています。なお、ご希望があれば、当院あるいは近医に通院して注射を行うこともできます。
注射依頼先病院は当院の病院リストの中からご紹介させていただくことが可能です。
ご希望のクリニックがある場合にはお申し出下さい。

なお、紹介先のクリニックの注射の在庫状況などにより、一時的に自己注射や当院への通院での注射をお願いする可能性もありますのでご了承下さい。

地元の病院で診察をして、採卵のみ京野アートクリニックで行うことはできますか。

当院では、ホルモン採血の結果をみながら排卵誘発・採卵決定を行っております。そのため、地元の病院で診察をして採卵・胚移植のみ当院で行うことはいたしません。
自己注射ができない方で、注射のみを地元の病院に依頼し、診察を当院で行っていただくことは可能です。

土曜日、日曜日、祝日の採卵、胚移植は可能ですか?

土曜日、祝日は採卵可能です。
日曜日は休診となります。凍結胚移植は原則として土曜日には行いませんが、自然排卵周期などで医学的必要性が高い場合は実施可能です。

他院で感染症検査を実施していますが、当院でも行わなければいけませんか。

術前検査は、他院で実施していても当院で再検査が必要となります。

夫の通院日程について

夫の来院日について教えてください。

ご主人が来院する必要があるのは、術前検査・精液検査で1日、採卵当日で1日の合計2日です(精液所見等によっては増える場合もあります)。なお、採卵予定日は、卵巣機能などによりずれることがありますのであらかじめご了承下さい。なお、胚移植日にはご主人の来院は特に必要ありません。
なお、術前検査・精液検査は土曜日、祝日でも可能ですが、予約はかなり早めに埋まるため、お早めのご予約が必要です。
日曜日は休診です。

他院で感染症検査、精液検査を実施していますが、当院でも行わなければいけませんか。

当院では泌尿器科受診を原則としており、男性の診察は必要です。術前検査に関しては、検査から1年以内であり、結果を原本あるいはコピーで持参され、最低限必要な項目(HCV抗体、HBs抗原、HIV、梅毒、血液型、末梢血一般など、治療内容などによっても異なります)が網羅されている場合は当院で再検査の必要はありません。詳しくは、あらかじめ担当医にご相談ください。

いい卵を得るために

結婚して4年になりますが、過去に2回のIVFを受けましたがかなり早い時期に生理になり終わってしまいました。卵巣刺激に注射をしても採れる卵は2、3個程度。こんな私でも赤ちゃんを抱くことはできるのでしょうか?

赤ちゃんを抱ける可能性はあると思います。まず、月経2〜4日目の血中ホルモン値( LH、FSH、E2 )、超音波断層装置による小卵胞の数を確認することが大切です。また、現在、当院では採血で卵巣予備能力検査を行うことができます。 それから、卵巣刺激法の種類によって、あるいは体調の良い時に良質の卵子が得られる場合もあります。

来院をすると毎回のように血を採られますが、何度も採血をする必要があるのでしょうか?
また、なぜ頻繁に採血をするのでしょうか?

ホルモン検査で卵胞の成熟度をみて( 目安としては、200〜400pg/卵胞 )、hCG注射のタイミングを決めているので頻繁に採血をしています。卵胞の大きさ、数、子宮内膜の厚さ、パターンとともに、ホルモン値とそのパターンがとても重要です。 また胚移植後のホルモン値も妊娠したかどうかの判定に大切になります。欧米ではこれらを詳細に調べて、治療を行いその結果、良好な成績を出しています。

「一人の女性が一生のうちに排卵する卵の数は決まっている。たくさん誘発剤を使うと卵子の質が悪くなることもあるので、誘発剤を使わない施設もある」という記事を女性誌で読んだことがあります。
私は、現在2回目の妊娠、出産を希望して治療を行っていますが、誘発剤を使うことにより、閉経が早まることがあるのでしょうか?

医学的根拠はありませんが、そういう意見もあります。
いずれにしても、個々にあった有効な治療を併用することが必要であると思います。

私は今まで4回の体外受精をしましたが、1度も妊娠に至っておりません。
卵がよくないといわれていて、毎回1つしか戻すことができません。
顕微授精を1回して7個採れて2個受精をして戻しましたが妊娠はできませんでした。
私は卵が採れないし、受精もしないし、こんな私にいい方法なんてあるのでしょうか?

体外受精を受けている適応は何でしょうか? あなたにあった良質卵子を得られる卵巣刺激法を検討する必要があると思います。透明体開口法などが有効な場合もあります。

卵胞が沢山あるといわれたのですが、採卵をしてみたら3個しか採卵できなかったといわれました。
卵胞がいっぱいあっても卵が採れないということはあるのでしょうか?

そういう方は多くはないのですが、時々いらっしゃいます。ホルモン値と卵胞の大きさ、数が相関していなかったり、hCGを注射するタイミングが良くなかったり、注射液に問題があったり、すでに排卵してしまったりして採れないこともあります。

毎日のように痛い注射を打たなければ、赤ちゃんを抱くことができないのですか?

体生殖補助技術の場合は良好な卵が多い方が、妊娠率が高くなるので卵巣機能が正常な場合でもほとんど注射をしています。
ただし、当院では、注射の量を少しでも減らすため低刺激法を採用しているほか、自然排卵がある場合は注射を打たなくても卵子を採ることは可能です。治療方針には向き、不向きがありますが、ご希望や不安な点は、担当医にご相談下さい。

培養技術について

胚凍結は必要ですか?

体外受精では、より多くの卵子を採取するために、卵巣刺激を行います。そのため、たくさん採卵でき、受精卵(胚)も複数できた場合には、余剰胚といって子宮に移植しなかった胚が複数残ります。当院では多胎妊娠防止のために単一胚移植(1個移植)に努めているため、余剰胚は1個から凍結保存することをお勧めしております。
残った余剰胚を凍結保存すると、その周期に妊娠しなかった場合や第二子を希望される場合に、その凍結保存している胚を融解して移植することが可能になり、もう一度採卵から行う負担をなくすことが可能になります。

また、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の場合には、その周期に胚移植を行い妊娠すると症状が悪化して生命に関わることもあるため、胚移植は行っておりません。その場合には、全ての胚を凍結し、OHSSの症状が改善したことを確認してから胚移植を行っております。その他、子宮内膜の状態が胚移植に最適ではないと判断した場合にも、内膜の環境を整えてから胚移植するために、胚を凍結することをお勧めしております。

どのような時に卵細胞質内精子注入法(ICSI)が行われるのですか?

通常の体外受精、胚移植で受精しない場合、極度に精子の数や運動率が悪い場合、無精子症(精巣上体、精巣から精子を回収)の場合に適応となります。

胚盤胞移植1個、子宮内膜も厚く着床を助ける治療をしても妊娠しません。
この先どのような治療をしていけばいいのでしょうか?

不妊原因や治療回数によっても異なってくると思いますが、子宮内膜が薄い場合には妊娠は大変難しく、私達医療者側にとっても大きな課題です。
内膜を厚くし、環境を良くする方法としては、(1) 凍結胚をホルモン補充周期に移植する、ホルモン量を増やす。(2) アスピリンやペントキシフィリンなどでなどにより子宮内膜の血流を増加させる。(3) ビタミンEや少量のステロイドの内服 (4) ヒステロファイバースコピー時に生理食塩水で子宮腔を洗浄する(5)針灸(はり)等の方法があります。胚移植時の子宮収縮抑制剤も良いと思います。

今回初めて体外受精をしたのですが、桑実胚とかフラグメントとかあまり聞いたことが無い言葉が出てきました。8分割になったら入れると聞いていたのですが、私のは5分割と3分割で、あまり状態がよくないと言われました。体外受精と聞くと、すべてがきれいな卵になるわけではないのですね。
それは、何が原因なのでしょうか?

採卵後3日目に8細胞期になるのが良いとされています。フラグメンテーション( 破片 )は、無い方が良いとされています。全てきれいにならない原因としては、卵子の質、染色体異常、精子の質( 8細胞期以降の発生に関係しているといわれている )などが関係しています。

以前に顕微授精を行った時に正常な受精卵が2個で、残りは異常受精( 核が3個 )ということを言われました。
そんなことがあるのでしょうか?また、なぜそのようなことが起こるのでしょうか?

主に第二極体の放出が起こらない時になります。主に卵子の異常が考えられます。

胚移植から妊娠判定まで

胚の移植個数は何個ですか。

当院では、多胎妊娠予防の見地から、1個移植が大原則です。また、子宮筋腫の手術をされたことがある方(粘膜下筋腫を除く)、帝王切開をしたことがある方なども1個移殖が原則です。
例外として、連続2回以上の反復不成功例、40歳以上などでは2個移植をする場合もありますが、適応については医師が判断します。通常、3個以上移植することはありません。

胚移植後の安静は必要ですか?

体外受精が始まった当初は24時間安静にするという方法も取られていましたが、現在では特に安静にしなくても妊娠率に違いはないという報告があります。当院でも以前は1時間程度安静にして頂いていましたが、現時点では特に安静の必要はないとお話しております。

胚移植の仕方(経子宮頚管、経子宮筋層)で妊娠率に差がありますか?

当院のデータでは差がありませんでしたが、できるだけ子宮の入り口から胚移植用カテーテルで移植しています。
それがどうしても困難な時には経子宮筋層的に胚移植しています。

着床を促進する方法はありませんか?

当院では(1)透明体開口法[卵孵化補助、Assisted Hatching](凍結融解胚移植の場合のみ) (2)胚を全凍結し、ホルモン補充周期か自然周期に凍結胚移植 (3)1〜3日目と5〜6日目に2回胚移植 (4)移植前周期の子宮内膜掻爬(凍結融解胚移植の場合のみ) (5)着床障害に対してステロイドの少量内服 (6)移植困難例に対して子宮頚管拡張 (7)不育症検査による原因検索 などを行っています。

透明体開口法(胚孵化補助技術:AHA)を行いたいのですが。

透明体開口法は、凍結した胚盤胞を移植する場合、38歳以上の方、過去の胚移植で妊娠されなかった方に行うと妊娠率が向上する可能性のある技術です。それ以外の場合でも胚の所見や今までの経過などにより、お勧めする場合があります。なお、これは妊娠率を向上させる補助技術ですが、全員が適応になるわけではありません。詳しくは担当医にご相談ください。

なぜ、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)が起こるのですか?
もしそうなった時の治療方法はあるのでしょうか?また、予防法はあるのでしょうか?

多嚢胞性卵巣症候群のように、過剰に反応しやすい場合に起きやすい傾向があります。ロング法で卵巣刺激を行った際にも、OHSSになりやすい傾向があります。予防としてはhMG、hCGの投与量を減らすことです。
当院では、内服薬併用による低刺激法なども行っています。 また、hCG注射後に起きやすく、妊娠の成立によって悪化するので、起きる可能性が高い時は全部凍結保存して胚移植しない場合や、hMGの注射をいったん中止して血中のE2値が3000pg/ml以下まで下降してからhCGを注射する方法(コースティング)などがあります。 ただし、OHSSを確実に予防する方法はありません。

私たちは夫婦ともに仕事をもっているため、IVFやICSIを受けた後もしばらく安静に休養するといったことがなかなかできません。胚移植後の運動は着床に影響を及ぼすのでしょうか?
また、着床しやすくするためにはどうすればいいのでしょうか?

胚移植後の安静は、特に必要はないと言われています。心配な方は30分程度休む方もいますが、必ず休まなければいけないわけではありません。その後は過激な運動や過度に重たいものを継続的に持たなければ大丈夫です。通常の家事、洗濯などはOKです。
好きなものを食べ、好きなことをしてリラックスすることが大切です。

体外受精をして胚移植をする時には、どんな子宮内膜の状態が理想なのでしょうか?

胚移植時に子宮内膜の厚さが7〜8mm以上あれば良いとされています。ただし、内膜が薄くても妊娠する場合もあり、妊娠に至らない場合の多くは受精卵側の問題であるため、内膜が薄いと妊娠できないというわけではありません。
内膜が厚くならない場合は、ホルモン補充周期で凍結胚移植をする際の薬を工夫する、セキソビットやHMGなどの排卵誘発剤を使用した周期で凍結胚移植をする、補助医療として遠赤外線照射器を利用する、などの方法があります。

妊娠の転機

体外受精&胚移植の妊娠率はどのくらいですか?

当院における胚移植あたりの妊娠率は約35〜45%です。

体外受精&胚移植は何回くらいすると妊娠が可能ですか?

おおむね採卵3回程度が目安ですが、10回以上の治療を経て妊娠された方もおります。
あくまでこれは、3回目までに妊娠される方が多いというだけで、4回目以降の妊娠の可能性を否定するものではありません(可能性が低くなってくるということと望みがないということは違います)。これは顕微授精、Assisted Hatching、胚凍結、精巣上体、精巣精子の回収などの技術進歩によるものと思います。

出産は何歳くらいまで可能なのか?個人差はあるのでしょうか?
高齢でIVFを行う時のリスクと注意点はどんなことなのでしょうか?

通常は45才くらいまでです。多少、個人差はあると思います。高齢の方は着床率、妊娠率が低く、流産率が高くなります。
また、高齢の方では染色体異常の確率が高いという報告もあります。

不妊治療をしてやっと妊娠できても流産を繰り返す人も沢山いるのでしょうか?
一度妊娠流産をして二度と妊娠できない人もいるのでしょうか?

流産を繰り返す場合を不育症と呼びます。原因は70%が受精卵の染色体異常と言われています。今まで生児を得られていない反復流産の方でも約55%が、一度でも生児を得た既往のある反復流産の方でもその後に約70%の確率で生児を得ることができます。二度と妊娠できなくなる人はいますが、それは極まれです。

IVF、ICSI、凍結胚移植の成功率はどれくらいなのでしょうか?
着床障害に対してのAHA( 透明帯開口法 )はどれくらい効果があるのでしょうか?

IVF、ICSI、凍結胚移植とも成功率は35〜45%前後です。ただ、20才代では50〜60%、40才代では10〜15%と年齢により大きく異なってしまいます。AHAについては凍結融解胚移植のみ行っております。

体外受精−胚移植で妊娠、出産した場合、生まれてきた赤ちゃんに先天的な異常がでる頻度は自然妊娠、出産したときよりも高いのでしょうか?

体外受精で妊娠、出産した児が先天的に異常がある割合は、自然妊娠で出産した時の割合とほぼ同じです。

ICSIでうまれた赤ちゃんは染色体異常の頻度が高くなるのでしょうか?

ICSIの場合、染色体異常のある患者様の精子を使った治療をする事もあるので、必然的に若干染色体異常が多くなる傾向が認められます。

採卵時に未成熟と判断された場合、その卵子を体外で成熟させることは可能なのでしょうか?
また、そのような卵を使って妊娠、出産した例はあるのでしょうか?

通常の卵巣刺激で得られた卵子を体外で成熟させた時には、大部分に染色体異常があるとされ、妊娠率もかなり低率です。
ただ、妊娠、出産の報告もわずかですがあります。

以前テレビで、受精卵を一度凍結しておいて採卵した数ヶ月後に融解胚を移植すると妊娠率が60%くらいになると聞きましたが、採卵した周期に胚移植するより、自然の周期に融解した受精卵を移植する方が妊娠率はいいのでしょうか?

受精卵の凍結融解の技術の改善、受精卵と子宮内膜の同期化、着床率の研究が進めば良い結果が得られると思います。
現在の技術では良くても40〜50%前後だと思います。

凍結胚を使って妊娠した場合、生まれてきた赤ちゃんに奇形の頻度が増えることはないのでしょうか?

凍結胚を用いたからといって、奇形の頻度が増えることはありません。赤ちゃんの健康に関して心配な場合には、葉酸の摂取をお勧めします。妊娠初期(4週ぐらいまで)に起こる二分脊椎や無脳症などの神経管閉鎖障害のリスクを減らすことができるということで、厚生労働省も摂取を勧めています。